第12巻3167番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3167番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 3167番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (羇旅發思) |
原文 | 浪間従 雲位尓所見 粟嶋之 不相物故 吾尓所依兒等 |
訓読 | 波の間ゆ雲居に見ゆる粟島の逢はぬものゆゑ我に寄そる子ら |
かな | なみのまゆ くもゐにみゆる あはしまの あはぬものゆゑ わによそるこら |
英語(ローマ字) | NAMINOMAYU KUMOゐNIMIYURU AHASHIMANO AHANUMONOYUゑ WANIYOSORUKORA |
訳 | 波の間からかかった雲ごしに見える粟島。その名のごとく逢わないでいるのに、私に寄り添うあの子と噂を立てられている。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 羈旅、地名、序詞、うわさ、恋愛 |