第20巻4379番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4379番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4379番歌 |
作者 | 大舎人部祢麻呂 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 之良奈美乃 与曽流波麻倍尓 和可例奈波 伊刀毛須倍奈美 夜多妣蘇弖布流 |
訓読 | 白波の寄そる浜辺に別れなばいともすべなみ八度袖振る |
かな | しらなみの よそるはまへに わかれなば いともすべなみ やたびそでふる |
英語(ローマ字) | SHIRANAMINO YOSORUHAMAHENI WAKARENABA ITOMOSUBENAMI YATABISODEFURU |
訳 | 白波が打ち寄せてくる故郷のこの浜辺から離れていってしまえば、どうしようもなく、幾度も幾度も袖を振る。 |
左注 | 右一首足利郡上丁大舎人部祢麻呂 ( / 二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首 但拙劣歌者不取載之) |
校異 | 波 [元] 婆 |
用語 | 天平勝宝7年2月14日、年紀、作者:大舎人部祢麻呂、防人歌、出発、別離、悲別、羈旅、栃木、田口大戸 |