第11巻2708番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2708番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2708番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 四長鳥 居名山響尓 行水乃 名耳所縁之 内妻波母 [一云 名<耳>所縁而 戀管哉将在] |
訓読 | しなが鳥猪名山響に行く水の名のみ寄そりし隠り妻はも [一云 名のみ寄そりて恋ひつつやあらむ] |
かな | しながどり ゐなやまとよに ゆくみづの なのみよそりし こもりづまはも [なのみよそりて こひつつやあらむ] |
英語(ローマ字) | SHINAGADORI ゐNAYAMATOYONI YUKUMIDUNO NANOMIYOSORISHI KOMORIDUMAHAMO [NANOMIYOSORITE KOHITSUTSUYAARAMU] |
訳 | しなが鳥棲む猪名(ゐな)川が音を響かせて流れ下る、その響きのように、評判ばかり立てられて(気の毒だ)隠し妻は。 |
左注 | – |
校異 | 耳之 耳 [嘉] |
用語 | 動物、枕詞、大阪府池田市、序詞、恋情、異伝 |