第20巻4325番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4325番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4325番歌 |
作者 | 丈部黒當 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 知々波々母 波奈尓母我毛夜 久佐麻久良 多妣波由久等母 佐々己弖由加牟 |
訓読 | 父母も花にもがもや草枕旅は行くとも捧ごて行かむ |
かな | ちちははも はなにもがもや くさまくら たびはゆくとも ささごてゆかむ |
英語(ローマ字) | CHICHIHAHAMO HANANIMOGAMOYA KUSAMAKURA TABIHAYUKUTOMO SASAGOTEYUKAMU |
訳 | 父も母も花であってくれればなあ。旅に出るにしても捧げ持って行けるのに。 |
左注 | 右一首佐野郡丈部黒當 ( / 二月六日防人部領使遠江國史生坂本朝臣人上進歌數十八首 但有拙劣歌十一首不取載之) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月6日、年紀、作者:丈部黒當、防人歌、静岡、坂本人上、恋情、望郷、枕詞 |