第10巻2344番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2344番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2344番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄雪) |
| 原文 | 梅花 其跡毛不所見 零雪之 市白兼名 間使遣者 [一云 零雪尓 間使遣者 其将知<奈>] |
| 訓読 | 梅の花それとも見えず降る雪のいちしろけむな間使遣らば [一云 降る雪に間使遣らばそれと知らなむ] |
| かな | うめのはな それともみえず ふるゆきの いちしろけむな まつかひやらば [ふるゆきに まつかひやらば それとしらなむ] |
| 英語(ローマ字) | UMENOHANA SORETOMOMIEZU FURUYUKINO ICHISHIROKEMUNA MATSUKAHIYARABA [FURUYUKINI MATSUKAHIYARABA SORETOSHIRANAMU] |
| 訳 | 白梅と見分けがつかないほど降る真っ白な雪のように、これみよがしに使いを出せば二人の仲がはっきり知れてしまうだろうな。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 名 奈 [元][類][紀] |
| 用語 | 冬相聞、植物、序詞 |

