第10巻2149番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2149番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2149番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (詠鹿鳴) |
原文 | 山邊庭 薩雄乃<祢>良比 恐跡 小<壮>鹿鳴成 妻之眼乎欲焉 |
訓読 | 山辺にはさつ男のねらひ畏けどを鹿鳴くなり妻が目を欲り |
かな | やまへには さつをのねらひ かしこけど をしかなくなり つまがめをほり |
英語(ローマ字) | YAMAHENIHA SATSUWONONERAHI KASHIKOKEDO WOSHIKANAKUNARI TSUMAGAMEWOHORI |
訳 | 山辺には狩人がいて、この私(牡鹿)を狙っているのが恐ろしいけれど、妻に逢いたさに鳴き声を上げるのです。 |
左注 | – |
校異 | 尓 祢 [元][矢][京] / 牡 壮 [元][類] |
用語 | 秋雑歌、動物 |