第10巻1995番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1995番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1995番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | 寄日 |
| 原文 | 六月之 地副割而 照日尓毛 吾袖将乾哉 於君不相四手 |
| 訓読 | 六月の地さへ裂けて照る日にも我が袖干めや君に逢はずして |
| かな | みなづきの つちさへさけて てるひにも わがそでひめや きみにあはずして |
| 英語(ローマ字) | MINADUKINO TSUCHISAHESAKETE TERUHINIMO WAGASODEHIMEYA KIMINIAHAZUSHITE |
| 訳 | 水無月(新暦では真夏の七月)、地面さえ裂けるかんかん照りの日でも私の着物の袖は涙で乾くことがありません。あなたにお逢いできないので。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 夏相聞、恋情 |

