万葉集 第10巻 1994番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第10巻1994番歌はこちらにまとめました。

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第10巻 1994番歌

第10巻
歌番号1994番歌
作者作者不詳
題詞寄露
原文夏草乃 露別衣 不著尓 我衣手乃 干時毛名寸
訓読夏草の露別け衣着けなくに我が衣手の干る時もなき
かななつくさの つゆわけごろも つけなくに わがころもでの ふるときもなき
英語(ローマ字)NATSUKUSANO TSUYUWAKEGOROMO TSUKENAKUNI WAGAKOROMODENO FURUTOKIMONAKI
露にまみれた夏草を踏みしめてきた着物を着たわけでもないのに、ただ待っているだけの女の身なのに、私の着ている着物の袖は涙で乾く時がありません。
左注
校異
用語夏相聞、植物
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