第10巻1987番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1987番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1987番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | 寄花 |
| 原文 | 片搓尓 絲S曽吾搓 吾背兒之 花橘乎 将貫跡母日手 |
| 訓読 | 片縒りに糸をぞ我が縒る我が背子が花橘を貫かむと思ひて |
| かな | かたよりに いとをぞわがよる わがせこが はなたちばなを ぬかむとおもひて |
| 英語(ローマ字) | KATAYORINI ITOWOZOWAGAYORU WAGASEKOGA HANATACHIBANAWO NUKAMUTOOMOHITE |
| 訳 | あの方が頭飾りに出来るように差し上げようと一生懸命花橘を糸と寄り合わせていますが、いったいいつになったら差し上げられるようになるのかしら。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 夏相聞、植物 |

