第10巻1933番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1933番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1933番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (問答) |
原文 | 吾妹子尓 戀乍居者 春雨之 彼毛知如 不止零乍 |
訓読 | 我妹子に恋ひつつ居れば春雨のそれも知るごとやまず降りつつ |
かな | わぎもこに こひつつをれば はるさめの それもしるごと やまずふりつつ |
英語(ローマ字) | WAGIMOKONI KOHITSUTSUWOREBA HARUSAMENO SOREMOSHIRUGOTO YAMAZUFURITSUTSU |
訳 | いとしい彼女に恋い焦がれて出かけたいと思っているのに、そんな私の気持を知っているかのように、意地悪にも春雨は降り続けて止みそうにない。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 春相聞、恋情、問答 |