第19巻4247番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4247番歌
| 巻 | 第19巻 |
| 歌番号 | 4247番歌 |
| 作者 | 作者不詳(阿倍老人母) |
| 題詞 | 阿倍朝臣老人遣唐時奉母悲別歌一首 |
| 原文 | 天雲能 曽伎敝能伎波美 吾念有 伎美尓将別 日近成奴 |
| 訓読 | 天雲のそきへの極み我が思へる君に別れむ日近くなりぬ |
| かな | あまくもの そきへのきはみ あがもへる きみにわかれむ ひちかくなりぬ |
| 英語(ローマ字) | AMAKUMONO SOKIHENOKIHAMI AGAMOHERU KIMINIWAKAREMU HICHIKAKUNARINU |
| 訳 | おお空の天雲の遠い遠隔の極みまで思っている母上、別れなければならない日が近くなりました。 |
| 左注 | 右件歌者傳誦之人越中大目高安倉人種麻呂是也 但年月次者随聞之時載於此焉 |
| 校異 | – |
| 用語 | 天平5年、年紀、作者:阿倍老人母、遣唐使、餞別、出発、羈旅、悲別、高安種麻呂、天平勝宝3年、伝誦、高岡、富山 |

