第9巻1690番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1690番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1690番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | 高島作歌二首 |
原文 | 高嶋之 阿渡川波者 驟鞆 吾者家思 宿加奈之弥 |
訓読 | 高島の阿渡川波は騒けども我れは家思ふ宿り悲しみ |
かな | たかしまの あどかはなみは さわけども われはいへおもふ やどりかなしみ |
英語(ローマ字) | TAKASHIMANO ADOKAHANAMIHA SAWAKEDOMO WAREHAIHEOMOFU YADORIKANASHIMI |
訳 | 高島の安曇川は波だって騒がしいけれども、私は旅のひとり寝が悲しくてしきりに故郷の家のことが思われてならない。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集所出) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、滋賀県、羈旅、非略体、望郷、地名 |