第19巻4210番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4210番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4210番歌 |
作者 | 久米広縄 |
題詞 | (詠霍公鳥歌一首[并短歌]) |
原文 | 敷治奈美乃 志氣里波須疑奴 安志比紀乃 夜麻保登等藝須 奈騰可伎奈賀奴 |
訓読 | 藤波の茂りは過ぎぬあしひきの山霍公鳥などか来鳴かぬ |
かな | ふぢなみの しげりはすぎぬ あしひきの やまほととぎす などかきなかぬ |
英語(ローマ字) | FUDINAMINO SHIGERIHASUGINU ASHIHIKINO YAMAHOTOTOGISU NADOKAKINAKANU |
訳 | 藤の花の盛りは過ぎてしまった。なのに山ホトトギス、なぜやって来て鳴いてくれないのか。 |
左注 | 右廿三日<掾>久米朝臣廣縄和 |
校異 | 様 掾 [西(訂正右書)][元][文][紀] |
用語 | 天平勝宝2年4月23日、年紀、作者:久米広縄、贈答、和歌、大伴家持、枕詞、動物、植物 |