第6巻1017番歌はこちらにまとめました。
第6巻 1017番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 1017番歌 |
作者 | 坂上郎女 |
題詞 | 夏四月大伴坂上郎女奉拝賀茂神社之時便超相坂山望見近江海而晩頭還来作歌一首 |
原文 | 木綿疊 手向乃山乎 今日<越>而 何野邊尓 廬将為<吾>等 |
訓読 | 木綿畳手向けの山を今日越えていづれの野辺に廬りせむ我れ |
かな | ゆふたたみ たむけのやまを けふこえて いづれののへに いほりせむわれ |
英語(ローマ字) | YUFUTATAMI TAMUKENOYAMAWO KEFUKOETE IDURENONOHENI IHORISEMUWARE |
訳 | 木綿畳を携えて手向けの山(逢坂山)を越えて行ったらいずれの野辺で寝泊まりすることになるのかしら。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 超 越 [元][類] / 子 吾 [元][類][紀][細] |
用語 | 雑歌、作者:坂上郎女、京都、羈旅、黒人、旅愁、天平9年4月 |