第19巻4163番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4163番歌
| 巻 | 第19巻 |
| 歌番号 | 4163番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | 豫作七夕歌一首 |
| 原文 | 妹之袖 我礼枕可牟 河湍尓 霧多知和多礼 左欲布氣奴刀尓 |
| 訓読 | 妹が袖我れ枕かむ川の瀬に霧立ちわたれさ夜更けぬとに |
| かな | いもがそで われまくらかむ かはのせに きりたちわたれ さよふけぬとに |
| 英語(ローマ字) | IMOGASODE WAREMAKURAKAMU KAHANOSENI KIRITACHIWATARE SAYOFUKENUTONI |
| 訳 | 妻の着物の袖を枕にして寝たい。世の更けない内に、川の瀬に霧よ立ちわたっておくれ。二人だけの密事があるから。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 天平勝宝2年3月、年紀、作者:大伴家持、予作、七夕、儲作、富山、高岡 |

