第4巻750番歌はこちらにまとめました。
第4巻 750番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 750番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (更大伴宿祢家持贈坂上大嬢歌十五首) |
原文 | 念絶 和備西物尾 中々<荷> 奈何辛苦 相見始兼 |
訓読 | 思ひ絶えわびにしものを中々に何か苦しく相見そめけむ |
かな | おもひたえ わびにしものを なかなかに なにかくるしく あひみそめけむ |
英語(ローマ字) | OMOHITAE WABINISHIMONOWO NAKANAKANI NANIKAKURUSHIKU AHIMISOMEKEMU |
訳 | いったんは思いを断ち切ってわびしい気持に耐えていたのに、かえって何でまた苦しさが増すのだろう。こうして逢い始めたというのに。 |
左注 | – |
校異 | 尓 荷 [桂][紀] |
用語 | 相聞、作者:大伴家持、坂上大嬢、怨恨、後悔、恋情 |