第4巻742番歌はこちらにまとめました。
第4巻 742番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 742番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (更大伴宿祢家持贈坂上大嬢歌十五首) |
原文 | 一重耳 妹之将結 帶乎尚 三重可結 吾身者成 |
訓読 | 一重のみ妹が結ばむ帯をすら三重結ぶべく我が身はなりぬ |
かな | ひとへのみ いもがむすばむ おびをすら みへむすぶべく わがみはなりぬ |
英語(ローマ字) | HITOHENOMI IMOGAMUSUBAMU OBIWOSURA MIHEMUSUBUBEKU WAGAMIHANARINU |
訳 | 一重(一回り)にあなたが結べばちょうどよかった帯も、今では三まわりも巻くことが出来るほどやせ細ってしまいました。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:大伴家持、坂上大嬢、遊仙窟、贈答 |