第18巻4133番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4133番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4133番歌 |
作者 | 大伴池主 |
題詞 | (更来贈歌二首 / 依迎驛使事今月十五日到来部下加賀郡境 面蔭<見>射水之郷戀緒結深海之村 身異胡馬心悲北風 乗月徘徊曽無所為 稍開来<封>其辞[云<々>]者 先所奉書返畏度疑歟 僕作嘱羅且悩使君 夫乞水得酒従来能口 論時合理何題強吏乎 尋誦針袋詠詞泉酌不渇 抱膝獨咲能ニ旅愁 陶然遣日何慮何思 短筆不宣 / 勝寶元年十二月十五日 徴物下司 / 謹上 不伏使君 [記室] / 別奉[云々]歌二首) |
原文 | 波里夫久路 己礼波多婆利奴 須理夫久路 伊麻波衣天之可 於吉奈佐備勢牟 |
訓読 | 針袋これは賜りぬすり袋今は得てしか翁さびせむ |
かな | はりぶくろ これはたばりぬ すりぶくろ いまはえてしか おきなさびせむ |
英語(ローマ字) | HARIBUKURO KOREHATABARINU SURIBUKURO IMAHAETESHIKA OKINASABISEMU |
訳 | 針袋は頂戴致します。今度はすり袋を得て老人らしくいたしとうございます。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝1年12月15日、作者:大伴池主、年紀、贈答、書簡、大伴家持、戯歌、高岡、富山 |