第4巻610番歌はこちらにまとめました。
第4巻 610番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 610番歌 |
作者 | 笠郎女(笠女郎) |
題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
原文 | 近有者 雖不見在乎 弥遠 君之伊座者 有不勝<自> |
訓読 | 近くあれば見ねどもあるをいや遠く君がいまさば有りかつましじ |
かな | ちかくあれば みねどもあるを いやとほく きみがいまさば ありかつましじ |
英語(ローマ字) | CHIKAKUAREBA MINEDOMOARUWO IYATOHOKU KIMIGAIMASABA ARIKATSUMASHIJI |
訳 | 近くにいればお逢い出来なくとも耐えられますが、(故郷に帰ってきて)さらに遠くなってしまったので、耐えられそうにありません。 |
左注 | 右二首相別後更来贈 |
校異 | 目 自 [西(訂正)][元][紀] |
用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恋情、贈答 |