第4巻596番歌はこちらにまとめました。
第4巻 596番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 596番歌 |
作者 | 笠郎女(笠女郎) |
題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
原文 | 八百日徃 濱之沙毛 吾戀二 豈不益歟 奥嶋守 |
訓読 | 八百日行く浜の真砂も我が恋にあにまさらじか沖つ島守 |
かな | やほかゆく はまのまなごも あがこひに あにまさらじか おきつしまもり |
英語(ローマ字) | YAHOKAYUKU HAMANOMANAGOMO AGAKOHINI ANIMASARAJIKA OKITSUSHIMAMORI |
訳 | 八百日もかかる長々とした浜辺に連なる砂浜に比べ、どうしてわが恋の大きさが勝っていないと言えるでしょうか、沖にいる島守さんよ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恋情、贈答、掛詞 |