第3巻278番歌はこちらにまとめました。
第3巻 278番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 278番歌 |
作者 | 石川君子 |
題詞 | 石川少郎歌一首 |
原文 | 然之海人者 軍布苅塩焼 無暇 髪梳乃<小>櫛 取毛不見久尓 |
訓読 | 志賀の海女は藻刈り塩焼き暇なみ櫛笥の小櫛取りも見なくに |
かな | しかのあまは めかりしほやき いとまなみ くしげのをぐし とりもみなくに |
英語(ローマ字) | SHIKANOAMAHA MEKARISHIHOYAKI ITOMANAMI KUSHIGENOWOGUSHI TORIMOMINAKUNI |
訳 | 志賀の海女たちは藻を刈り取ったり、塩を焼くのに忙しくて、小櫛を取って髪をすく暇もない。 |
左注 | 右今案 石川朝臣君子号曰少郎子也 |
校異 | 少 小 [古][矢] |
用語 | 雑歌、作者:石川君子、羈旅、福岡、地名 |