第2巻182番歌はこちらにまとめました。
第2巻 182番歌
| 巻 | 第2巻 |
| 歌番号 | 182番歌 |
| 作者 | 作者不詳(舎人) |
| 題詞 | (皇子尊宮舎人等慟傷作歌廿三首) |
| 原文 | 鳥M立 飼之鴈乃兒 栖立<去>者 檀岡尓 飛反来年 |
| 訓読 | 鳥座立て飼ひし雁の子巣立ちなば真弓の岡に飛び帰り来ね |
| かな | とぐらたて かひしかりのこ すだちなば まゆみのをかに とびかへりこね |
| 英語(ローマ字) | TOGURATATE KAHISHIKARINOKO SUDACHINABA MAYUMINOWOKANI TOBIKAHERIKONE |
| 訳 | 鳥小屋を作って飼っていた雁の子よ、巣立っていったなら、(今、皇子がいる)真弓の岡に飛んで帰っていらっしゃい。 |
| 左注 | (右日本紀曰 三年己丑夏四月癸未朔乙未薨) |
| 校異 | M [類][紀] 垣 / <> 去 [西(右書)][類][紀] |
| 用語 | 挽歌、作者:舎人、草壁皇子、柿本人麻呂、真弓岡、殯宮挽歌、飛鳥、地名 |

