阿倍広庭が書いた万葉集についてまとめました。
掲載数 全 4 首
歌番号 | 本歌 |
第3巻302番歌 | 子らが家道やや間遠きをぬばたまの夜渡る月に競ひあへむかも |
第3巻370番歌 | 雨降らずとの曇る夜のぬるぬると恋ひつつ居りき君待ちがてり |
第6巻975番歌 | かくしつつあらくをよみぞたまきはる短き命を長く欲りする |
第8巻1423番歌 | 去年の春いこじて植ゑし我がやどの若木の梅は花咲きにけり |
阿倍広庭とは?
阿倍広庭(読み:あべのひろにわ)
659-732 飛鳥時代-奈良時代の公卿。
斉明天皇5年生まれ。父:阿倍御主人。伊予守,左大弁などをへて参議。神亀4年従三位,中納言となり、のち催造宮長官をかねる。歌4首が巻3,6,8に,詩2編が「懐風藻」にみえる。天平4年2月22日死去。74歳。