第15巻3726番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3726番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3726番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 己能許呂波 古非都追母安良牟 多麻久之氣 安氣弖乎知欲利 須辨奈可流倍思 |
訓読 | このころは恋ひつつもあらむ玉櫛笥明けてをちよりすべなかるべし |
かな | このころは こひつつもあらむ たまくしげ あけてをちより すべなかるべし |
英語(ローマ字) | KONOKOROHA KOHITSUTSUMOARAMU TAMAKUSHIGE AKETEWOCHIYORI SUBENAKARUBESHI |
訳 | 今はまだ、(あなたがいらっしゃるので)恋したしんでいればいいのですが、玉櫛笥の蓋を開けるように夜が明けたならそれ以降はどうしようもありません。 |
左注 | 右四首娘子臨別作歌 |
校異 | – |
用語 | 作者:狭野弟上娘子、天平12年、年紀、贈答、枕詞、悲別、恋情、女歌、中臣宅守 |