万葉集 第15巻 3596番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第15巻 3596番歌

第15巻
歌番号3596番歌
作者作者不詳
題詞(遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌)
原文和伎母故我 可多美尓見牟乎 印南都麻 之良奈美多加弥 与曽尓可母美牟
訓読我妹子が形見に見むを印南都麻白波高み外にかも見む
かなわぎもこが かたみにみむを いなみつま しらなみたかみ よそにかもみむ
英語(ローマ字)WAGIMOKOGA KATAMINIMIMUWO INAMITSUMA SHIRANAMITAKAMI YOSONIKAMOMIMU
彼女の形見と思って印南都麻(いなみつま)の方向を見ようとしたが、白波が高く、視界の外にしか見えない。
左注(右八首乗船入海路上作歌)
校異
用語遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、悲別、望郷、地名、加古川、兵庫
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