第14巻3528番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3528番歌
巻 | 第14巻 |
歌番号 | 3528番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 水都等利乃 多々武与曽比尓 伊母能良尓 毛乃伊波受伎尓弖 於毛比可祢都母 |
訓読 | 水鳥の立たむ装ひに妹のらに物言はず来にて思ひかねつも |
かな | みづとりの たたむよそひに いものらに ものいはずきにて おもひかねつも |
英語(ローマ字) | MIDUTORINO TATAMUYOSOHINI IMONORANI MONOIHAZUKINITE OMOHIKANETSUMO |
訳 | 水鳥が飛び立つように、身支度もほどほどに彼女に物もいわずにあわてて旅だったため、情に堪えられない。 |
左注 | – |
校異 | 乃 [元][類](塙) 能 / 母 [元][類][細](塙) 毛 |
用語 | 東歌、相聞、羈旅、出発、別離、恋情 |