第12巻2892番歌はこちらにまとめました。
第12巻 2892番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 2892番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (正述心緒) |
原文 | 思遣 為便乃田時毛 吾者無 不相數多 月之經去者 |
訓読 | 思ひ遣るすべのたどきも我れはなし逢はずてまねく月の経ぬれば |
かな | おもひやる すべのたどきも われはなし あはずてまねく つきのへぬれば |
英語(ローマ字) | OMOHIYARU SUBENOTADOKIMO WAREHANASHI AHAZUTEMANEKU TSUKINOHENUREBA |
訳 | 思いを晴らす手段もとっかかりもない。逢えない日が重なり、月日が過ぎてゆくので。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 恋情 |