万葉集 第11巻 2709番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第11巻2709番歌はこちらにまとめました。

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第11巻 2709番歌

第11巻
歌番号2709番歌
作者作者不詳
題詞(寄物陳思)
原文吾妹子 吾戀樂者 水有者 之賀良三<超>而 應逝衣思 [或本歌發句云 相不思 人乎念久]
訓読我妹子に我が恋ふらくは水ならばしがらみ越して行くべく思ほゆ [或本歌發句云 相思はぬ人を思はく]
かなわぎもこに あがこふらくは みづならば しがらみこして ゆくべくおもほゆ [あひおもはぬ ひとをおもはく]
英語(ローマ字)WAGIMOKONI AGAKOFURAKUHA MIDUNARABA SHIGARAMIKOSHITE YUKUBEKUOMOHOYU [AHIOMOHANU HITOWOOMOHAKU]
彼女に恋い焦がれるのは、水流にたとえればしがらみさえ乗り越えて行くような気持ちである。
左注
校異越 超 [嘉][文][類][紀] / 衣 (塙)(楓) 所
用語恋情、異伝