第10巻2314番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2314番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2314番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | – |
原文 | 巻向之 桧原毛未 雲居者 子松之末由 沫雪流 |
訓読 | 巻向の桧原もいまだ雲居ねば小松が末ゆ沫雪流る |
かな | まきむくの ひはらもいまだ くもゐねば こまつがうれゆ あわゆきながる |
英語(ローマ字) | MAKIMUKUNO HIHARAMOIMADA KUMOゐNEBA KOMATSUGAUREYU AWAYUKINAGARU |
訳 | 巻向山の檜(ヒノキ)の原の辺りにはまだ雪雲がかかっていないのに、あの松の梢には雪が降りかかり淡雪が流れてくる。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集出也) |
校異 | – |
用語 | 冬雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、桜井、地名、叙景 |