第10巻2297番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2297番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2297番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄黄葉) |
| 原文 | 黄葉之 過不勝兒乎 人妻跡 見乍哉将有 戀敷物乎 |
| 訓読 | 黄葉の過ぎかてぬ子を人妻と見つつやあらむ恋しきものを |
| かな | もみちばの すぎかてぬこを ひとづまと みつつやあらむ こほしきものを |
| 英語(ローマ字) | MOMICHIBANO SUGIKATENUKOWO HITODUMATO MITSUTSUYAARAMU KOHOSHIKIMONOWO |
| 訳 | もみじ葉が散ってゆくのを見るようには見過ごしがたいあの子なのに、ただ人妻だからと見ていなければならないのだろうか。こんなに恋い焦がれているのに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋相聞、恋情、植物、恋情 |