第10巻2161番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2161番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2161番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | 詠蝦 |
| 原文 | 三吉野乃 石本不避 鳴川津 諾文鳴来 河乎浄 |
| 訓読 | み吉野の岩もとさらず鳴くかはづうべも鳴きけり川をさやけみ |
| かな | みよしのの いはもとさらず なくかはづ うべもなきけり かはをさやけみ |
| 英語(ローマ字) | MIYOSHINONO IHAMOTOSARAZU NAKUKAHADU UBEMONAKIKERI KAHAWOSAYAKEMI |
| 訳 | ここ吉野川の岩場の蔭で蝦(かはづ)が動かず、じっとして鳴いている。それももっともだよ。このあたりの流れが清らかなのだから。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋雑歌、吉野、地名、動物、叙景 |