万葉集 第10巻 2154番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第10巻2154番歌はこちらにまとめました。

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第10巻 2154番歌

第10巻
歌番号2154番歌
作者作者不詳
題詞(詠鹿鳴)
原文奈何<壮>鹿之 和備鳴為成 蓋毛 秋野之芽子也 繁将落
訓読なぞ鹿のわび鳴きすなるけだしくも秋野の萩や繁く散るらむ
かななぞしかの わびなきすなる けだしくも あきののはぎや しげくちるらむ
英語(ローマ字)NAZOSHIKANO WABINAKISUNARU KEDASHIKUMO AKINONOHAGIYA SHIGEKUCHIRURAMU
どうして牡鹿は侘びしそうに鳴き立てるのだろう。もしかしたら秋野に咲く萩の花が次々と散っていくからであろうか。
左注
校異牡 壮 [元][類]
用語秋雑歌、動物、植物
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