第10巻2101番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2101番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2101番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠花) |
| 原文 | 吾衣 <揩>有者不在 高松之 野邊行之者 芽子之<揩>類曽 |
| 訓読 | 我が衣摺れるにはあらず高松の野辺行きしかば萩の摺れるぞ |
| かな | あがころも すれるにはあらず たかまつの のへゆきしかば はぎのすれるぞ |
| 英語(ローマ字) | AGAKOROMO SURERUNIHAARAZU TAKAMATSUNO NOHEYUKISHIKABA HAGINOSURERUZO |
| 訳 | 私の着物はあらかじめ摺り染めにして染めたわけではありません。高松の野辺を歩いていたら自然に萩の花が摺りこまれたのです。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 摺 揩 [元] / 摺 揩 [元] |
| 用語 | 秋雑歌、奈良、高円、地名、植物 |