第10巻2097番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2097番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2097番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠花) |
| 原文 | 鴈鳴之 来喧牟日及 見乍将有 此芽子原尓 雨勿零根 |
| 訓読 | 雁がねの来鳴かむ日まで見つつあらむこの萩原に雨な降りそね |
| かな | かりがねの きなかむひまで みつつあらむ このはぎはらに あめなふりそね |
| 英語(ローマ字) | KARIGANENO KINAKAMUHIMADE MITSUTSUARAMU KONOHAGIHARANI AMENAFURISONE |
| 訳 | 雁がやってきて鳴く日の来るまで咲いている萩の花を見ていたい。だから雨よ、萩原に降らないでおくれ。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋雑歌、動物、植物 |

