第10巻2031番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2031番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2031番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | (七夕) |
原文 | 吉哉 雖不直 奴延鳥 浦嘆居 告子鴨 |
訓読 | よしゑやし直ならずともぬえ鳥のうら嘆げ居りと告げむ子もがも |
かな | よしゑやし ただならずとも ぬえどりの うらなげをりと つげむこもがも |
英語(ローマ字) | YOSHIゑYASHI TADANARAZUTOMO NUEDORINO URANAGEWORITO TSUGEMUKOMOGAMO |
訳 | たとえ直接逢うことがかなわぬとも、せめて、私がトラツグミのような悲しい声で嘆き悲しんでいることを、使いにたってあの人に告げてくれる子がいたらなあ。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | – |
用語 | 秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、略体、七夕 |