万葉集 第10巻 2030番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第10巻2030番歌はこちらにまとめました。

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第10巻 2030番歌

第10巻
歌番号2030番歌
作者柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集)
題詞(七夕)
原文秋去者 <川>霧 天川 河向居而 戀夜多
訓読秋されば川霧立てる天の川川に向き居て恋ふる夜ぞ多き
かなあきされば かはぎりたてる あまのがは かはにむきゐて こふるよぞおほき
英語(ローマ字)AKISAREBA KAHAGIRITATERU AMANOGAHA KAHANIMUKIゐTE KOFURUYOZOOHOKI
秋がやってくると(七夕の日が近づくにつれ)、霧が立ちこめる天の川。その天の川に向かっていると、あの人が恋しく待ち遠しい夜が多くなりました。
左注(右柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異河 川 [元][類] / 霧 [温](塙) 霧立
用語秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、七夕