第10巻1997番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1997番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1997番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | (七夕) |
原文 | 久方之 天漢原丹 奴延鳥之 裏歎座<都> 乏諸手丹 |
訓読 | 久方の天の川原にぬえ鳥のうら歎げましつすべなきまでに |
かな | ひさかたの あまのかはらに ぬえどりの うらなげましつ すべなきまでに |
英語(ローマ字) | HISAKATANO AMANOKAHARANI NUEDORINO URANAGEMASHITSU SUBENAKIMADENI |
訳 | (一年一度の逢う瀬を終えて牽牛星が帰っていったので)織り姫は天の川原でトラツグミの鳴き声のようになすすべもないほど泣いておられた。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | 津 都 [元][類] |
用語 | 秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、七夕 |