第10巻1923番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1923番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1923番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 寄雲 |
原文 | 白檀弓 今春山尓 去雲之 逝哉将別 戀敷物乎 |
訓読 | 白真弓今春山に行く雲の行きや別れむ恋しきものを |
かな | しらまゆみ いまはるやまに ゆくくもの ゆきやわかれむ こほしきものを |
英語(ローマ字) | SHIRAMAYUMI IMAHARUYAMANI YUKUKUMONO YUKIYAWAKAREMU KOHOSHIKIMONOWO |
訳 | 白真弓を張る、その春山にかかる雲が流れて去ってゆく。その雲のようにここで別れなければならないのか、恋しくてたまらないのに。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 春相聞、枕詞、恋情、序詞 |