第10巻1895番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1895番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1895番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
| 題詞 | – |
| 原文 | 春去 先三枝 幸命在 後相 莫戀吾妹 |
| 訓読 | 春さればまづさきくさの幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹 |
| かな | はるされば まづさきくさの さきくあらば のちにもあはむ なこひそわぎも |
| 英語(ローマ字) | HARUSAREBA MADUSAKIKUSANO SAKIKUARABA NOCHINIMOAHAMU NAKOHISOWAGIMO |
| 訳 | 春になって先ず咲くさきくさではないが、無事に過ごしていれば、後々逢えるかも知れません。そんなに恋い焦がれないでおくれ、私の彼女よ。 |
| 左注 | (右柿本朝臣人麻呂歌集出) |
| 校異 | – |
| 用語 | 春相聞、作者:柿本人麻呂歌集、略体、植物、恋情 |

