第10巻1890番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1890番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1890番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | 春相聞 |
原文 | 春<山> <友>鴬 鳴別 <眷>益間 思御吾 |
訓読 | 春山の友鴬の泣き別れ帰ります間も思ほせ我れを |
かな | はるやまの ともうぐひすの なきわかれ かへりますまも おもほせわれを |
英語(ローマ字) | HARUYAMANO TOMOUGUHISUNO NAKIWAKARE KAHERIMASUMAMO OMOHOSEWAREWO |
訳 | 春山ではウグイスが仲間同士で鳴き別れていくように、(私たちも)泣く泣くお別れしなくてはなりません。お帰りの道すがらにでもお思い下さい、私のことを。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂歌集出) |
校異 | 日野 山 [新校] / 犬 友 [類] / 春春 眷 [西(訂正)][細][京] |
用語 | 春相聞、作者:柿本人麻呂歌集、略体、動物、恋情、序詞 |