第10巻1877番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1877番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1877番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 詠雨 |
原文 | 春之雨尓 有来物乎 立隠 妹之家道尓 此日晩都 |
訓読 | 春の雨にありけるものを立ち隠り妹が家道にこの日暮らしつ |
かな | はるのあめに ありけるものを たちかくり いもがいへぢに このひくらしつ |
英語(ローマ字) | HARUNOAMENI ARIKERUMONOWO TACHIKAKURI IMOGAIHEDINI KONOHIKURASHITSU |
訳 | 何のことはない、濡れてもたいしたことがない春雨だったのに、途中で雨宿りしていたために彼女の家に着くまでに日が暮れてしまった。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 春雑歌、恋情 |