第9巻1765番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1765番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1765番歌 |
作者 | 藤原房前 |
題詞 | (七夕歌一首[并短歌])反歌 |
原文 | 天漢 霧立渡 且今日<々々々> 吾待君之 船出為等霜 |
訓読 | 天の川霧立ちわたる今日今日と我が待つ君し舟出すらしも |
かな | あまのがは きりたちわたる けふけふと わがまつきみし ふなですらしも |
英語(ローマ字) | AMANOGAHA KIRITACHIWATARU KEFUKEFUTO WAGAMATSUKIMISHI FUNADESURASHIMO |
訳 | 天の川に霧がたちこめてきました。今日か今日かと私が待つあなた。そのあなたが私のもとへ舟を漕ぎはじめたのね。今宵私の元へと。 |
左注 | 右件歌或云中衛大将藤原北卿宅作也 |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 且今日 々々々 [元][藍] / 歌 [西] 謌 |
用語 | 雑歌、作者:藤原房前、七夕、宴席 |