第9巻1698番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1698番歌
| 巻 | 第9巻 |
| 歌番号 | 1698番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
| 題詞 | (名木河作歌三首) |
| 原文 | ぬ干 人母在八方 家人 春雨須良乎 間使尓為 |
| 訓読 | あぶり干す人もあれやも家人の春雨すらを真使ひにする |
| かな | あぶりほす ひともあれやも いへびとの はるさめすらを まつかひにする |
| 英語(ローマ字) | ABURIHOSU HITOMOAREYAMO IHEBITONO HARUSAMESURAWO MATSUKAHINISURU |
| 訳 | 濡れた着物を干してくれる人などあろう筈もない。この春雨すらも妻からの使いだと思ってしまう。 |
| 左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集所出) |
| 校異 | – |
| 用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、京都、羈旅、非略体 |

