第9巻1696番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1696番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1696番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | 名木河作歌三首 |
原文 | 衣手乃 名木之川邊乎 春雨 吾立沾等 家念良武可 |
訓読 | 衣手の名木の川辺を春雨に我れ立ち濡ると家思ふらむか |
かな | ころもでの なきのかはへを はるさめに われたちぬると いへおもふらむか |
英語(ローマ字) | KOROMODENO NAKINOKAHAHEWO HARUSAMENI WARETACHINURUTO IHEOMOFURAMUKA |
訳 | 私は名木川の川辺で春雨に濡れながら佇んでいるのだけれど、わが妻はそんな私のことを心配してくれているだろうか。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集所出) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、京都、羈旅、非略体、地名 |