万葉集 第8巻 1656番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第8巻 1656番歌

第8巻
歌番号1656番歌
作者坂上郎女
題詞大伴坂上郎女歌一首
原文酒杯尓 梅花浮 念共 飲而後者 落去登母与之
訓読酒杯に梅の花浮かべ思ふどち飲みての後は散りぬともよし
かなさかづきに うめのはなうかべ おもふどち のみてののちは ちりぬともよし
英語(ローマ字)SAKADUKINI UMENOHANAUKABE OMOFUDOCHI NOMITENONOCHIHA CHIRINUTOMOYOSHI
さかづきに梅の花を浮かべて気心のしれた仲間と飲み交わした後なら花は散ってもいい。
左注(右酒者<官>禁制称 京中閭里不得集宴 但親々一二飲樂聴許者 縁此和人作此發句焉)
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語冬相聞、作者:坂上郎女、禁酒、植物、贈答