万葉集 第8巻 1510番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第8巻 1510番歌

第8巻
歌番号1510番歌
作者大伴家持
題詞大伴家持贈紀女郎歌一首
原文瞿麥者 咲而落去常 人者雖言 吾標之野乃 花尓有目八方
訓読なでしこは咲きて散りぬと人は言へど我が標めし野の花にあらめやも
かななでしこは さきてちりぬと ひとはいへど わがしめしのの はなにあらめやも
英語(ローマ字)NADESHIKOHA SAKITECHIRINUTO HITOHAIHEDO WAGASHIMESHINONO HANANIARAMEYAMO
夕方になると小倉山の鹿が鳴くが、今夜は鳴かない。眠っているのだろうか。
左注
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語夏相聞、作者:大伴家持、紀女郎、贈答、比喩、植物