第8巻1470番歌はこちらにまとめました。
第8巻 1470番歌
| 巻 | 第8巻 |
| 歌番号 | 1470番歌 |
| 作者 | 刀理宣令 |
| 題詞 | 刀理宣令歌一首 |
| 原文 | 物部乃 石瀬之<社>乃 霍公鳥 今毛鳴奴<香> 山之常影尓 |
| 訓読 | もののふの石瀬の社の霍公鳥今も鳴かぬか山の常蔭に |
| かな | もののふの いはせのもりの ほととぎす いまもなかぬか やまのとかげに |
| 英語(ローマ字) | MONONOFUNO IHASENOMORINO HOTOTOGISU IMAMONAKANUKA YAMANOTOKAGENI |
| 訳 | ホトトギスの鳴き声がしなくなって、そのホトトギスが恋しく、その形見にしようと庭に植えた藤が波打つように咲いて垂れ下がり、もうホトトギスがいつ来てもいい。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 歌 [西] 謌 [西(別筆訂正)] 歌 / 杜 社 [西(訂正)][類][紀] / <> 香 [代匠記初稿本] |
| 用語 | 夏雑歌、作者:刀理宣令、奈良、斑鳩、地名、動物 |

