第8巻1460番歌はこちらにまとめました。
第8巻 1460番歌
巻 | 第8巻 |
歌番号 | 1460番歌 |
作者 | 紀小鹿(紀女郎) |
題詞 | 紀女郎贈大伴宿祢家持歌二首 |
原文 | 戯奴 [變云 和氣] 之為 吾手母須麻尓 春野尓 抜流茅花曽 御食而肥座 |
訓読 | 戯奴 [變云 わけ] がため我が手もすまに春の野に抜ける茅花ぞ食して肥えませ |
かな | わけ[わけ] がため わがてもすまに はるののに ぬけるつばなぞ めしてこえませ |
英語(ローマ字) | WAKE[WAKE] GATAME WAGATEMOSUMANI HARUNONONI NUKERUTSUBANAZO MESHITEKOEMASE |
訳 | 昼は咲き、夜は人を恋いつつ眠るという合歓木(ねむ)の花、私だけじゃなく、あなたも見てごらん。 |
左注 | (右折<攀>合歡花并茅花贈也) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 春相聞、作者:紀女郎、大伴家持、贈答、植物 |