第7巻1245番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1245番歌
巻 | 第7巻 |
歌番号 | 1245番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (覊旅作) |
原文 | 四可能白水郎乃 釣船之<た> 不堪 情念而 出而来家里 |
訓読 | 志賀の海人の釣舟の綱堪へずして心に思ひて出でて来にけり |
かな | しかのあまの つりぶねのつな あへなくも こころにおもひて いでてきにけり |
英語(ローマ字) | SHIKANOAMANO TSURIBUNENOTSUNA AHENAKUMO KOKORONIOMOHITE IDETEKINIKERI |
訳 | 志賀の漁師の釣り舟を引き留める綱がこらえきれないほどに、強い思いに導かれて出てきてしまった。 |
左注 | (右件歌者古集中出) |
校異 | 綱 た [元][紀] |
用語 | 雑歌、作者:古集、羈旅、福岡、地名 |