万葉集 第7巻 1143番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第7巻1143番歌はこちらにまとめました。

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第7巻 1143番歌

第7巻
歌番号1143番歌
作者作者不詳
題詞(攝津作)
原文作夜深而 穿江水手鳴 松浦船 梶音高之 水尾早見鴨
訓読さ夜更けて堀江漕ぐなる松浦舟楫の音高し水脈早みかも
かなさよふけて ほりえこぐなる まつらぶね かぢのおとたかし みをはやみかも
英語(ローマ字)SAYOFUKETE HORIEKOGUNARU MATSURABUNE KADINOOTOTAKASHI MIWOHAYAMIKAMO
夜更けに堀江を漕ぎ進む松浦舟の梶(かぢ)の音が高く響く。水脈(みを=流路)の流れが早いからであろうか。
左注
校異船 [類][古][温] 舟
用語雑歌、大阪、羈旅、地名、叙景